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弁護側請求の精神鑑定留保=ペルー人被告の差し戻し審開始-小1女児殺害・広島高裁(時事通信)

 広島市で2005年、小学1年木下あいりちゃん=当時(7)=が殺害された事件で、殺人罪などに問われたペルー人、ホセ・マヌエル・トレス・ヤギ被告(38)の差し戻し控訴審第1回公判が8日、広島高裁(竹田隆裁判長)で開かれた。弁護側は被告の精神鑑定などを求めたが、この日は留保された。
 被告を無期懲役(求刑死刑)とした一審広島地裁が被告の供述調書を証拠採用しなかった点について、二審広島高裁は08年12月、「審理を尽くさず違法」と判断。最高裁は昨年10月、一審の手続きを適法とし審理を差し戻していた。今後、一審の量刑が妥当かどうかを中心に審理される見通し。
 検察側はこの日、「犯行は計画的で、ペルーでも女児に対する犯罪で予審を請求されている。死刑をもって臨むのはやむを得ない」と意見を述べた。これに対し、弁護側はペルーの事件の証拠排除を申し立てたが、裁判長は「判決において判断します」とするにとどめた。 

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